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【体験談】障害者雇用で通院と仕事を両立する方法|半休からフレックスに変えて有給を使わずに通院できた話

障害者雇用で通院と仕事を両立する方法 働き続ける
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この記事でわかること
  • 障害者雇用で働く人が、通院の時間をつくる方法
  • 半休で通院していた前職と、フレックスで通院している今の比較
  • 面接で通院の配慮をどう伝えたか
  • 通院しやすい会社を、求人票と面接で見分けるポイント

「通院のたびに有給を使っていて、休みが足りない」「通院があることを、会社にどう伝えればいいの?」と悩んでいる方へ。

私は精神障害があり、障害者雇用で働いています。月1回の通院を、前職では半休を取って、今の会社ではフレックスタイム制を使って続けています。この記事では、2つの職場での通院の仕方を比べながら、有給を減らさずに通院する方法と、面接での配慮の伝え方をお伝えします。

先に結論
  • フレックスタイム制なら、有給を使わずに通院できる:朝一で受診して、11時に出社している
  • 半休での通院は、年間で有給6日分になる:月1回なら、それだけで有給の多くを使ってしまう
  • 通院の配慮は、面接で正直に伝えて大丈夫:国の指針でも、通院への配慮は合理的配慮の例に挙げられている

障害者雇用で通院の時間をつくる方法

この章のポイント

通院の時間のつくり方は、会社の制度によって大きく変わります。

方法 特徴 有給の減り方
有給(全休・半休) どの会社でも使える一番身近な方法 通院のたびに減る
時間単位の有給 1時間単位で取れる。会社が制度を導入している場合のみ 使った時間だけ減る
フレックスタイム制 出社・退社の時刻を自分で調整できる。コアタイムがある会社も多い 減らない
通院休暇(会社独自の制度) 通院のための特別な休暇。会社によってはある 減らない

厚生労働省の合理的配慮指針でも、精神障害などがある人への配慮の例として、出退勤の時刻や休暇・休憩について、通院や体調に配慮することが挙げられています。通院の配慮をお願いするのは、特別なわがままではありません。

前職:半休を取って通院していた

この章のポイント

通院のたびに半休を取っていたので、有給の多くが通院に消えていました。

前職では、月1回の通院のたびに半休をもらっていました。

ただ、月1回の半休は、1年で12回、有給にすると6日分になります。体調を崩したときや、私用で休みたいときのために有給を残しておきたくても、通院だけでかなりの日数を使ってしまうのが悩みでした。

前職で正社員になるまでの経緯は、障害者雇用で「仕事を辞めたい」と思った瞬間と乗り越え方で紹介しています。

今の会社:フレックスで朝一に通院している

この章のポイント

朝一で受診してから出社するので、有給を使わずに通院できています。

今の会社には、コアタイムありのフレックスタイム制があります。通院する日は、出社の時間を遅らせて対応しています。

  1. 8時30分:病院の受付時間に間に合うように、朝一で病院へ行く
  2. 受診:診察と薬の受け取りを済ませる
  3. 11時:会社に出社して、そのまま仕事をする

遅く出社した分は、ほかの日の働く時間で調整します。有給を1日も使わずに通院できるので、休みは本当に休みたいときのために取っておけるようになりました。

前職(半休で通院)

通院のたびに半休を取得。月1回で、年間に有給6日分を通院に使っていた。

今の会社(フレックスで通院)

朝一で受診して11時に出社。働く時間はほかの日で調整し、有給は使っていない。

午前中に通院を済ませてから出社できるので、半日休むよりも仕事の流れを止めずに済みます。

面接で通院の配慮をどう伝えたか

この章のポイント

通院のことは面接で話しました。頻度と、どんな配慮があると助かるかを具体的に伝えるのがポイントです。

私は、通院のことを面接で伝えました。伝えるときは、次の3つを具体的に話すと、会社側もイメージしやすくなります(例文)。

  • 頻度を具体的に伝える:「月1回、平日の午前中に通院しています」
  • 今の対応の仕方を伝える:「現在は半休を取って通院しています」
  • お願いしたい配慮を伝える:「月1回の通院の時間を確保できると助かります」

頻度が分かると、会社側も「どのくらい業務に影響があるか」を判断しやすくなります。月1回の通院であれば、多くの会社で調整できる範囲だと感じています。

配慮事項の伝え方全体については、障害者雇用の合理的配慮とは?伝え方の例文と実体験で詳しく紹介しています。面接でよく聞かれる質問は、障害者雇用の面接でよく聞かれる質問と答え方にまとめています。

通院しやすい会社の見分け方

この章のポイント

求人票の「勤務時間」と「休暇」の欄を見れば、通院しやすさはある程度わかります。

  1. フレックスタイム制があるか:求人票の「勤務時間」の欄を確認する。コアタイムの時間帯もあわせて見る
  2. 時間単位の有給や通院休暇があるか:「休日・休暇」の欄や福利厚生の欄を確認する
  3. 面接で通院の話をしたときの反応:具体的な対応方法を説明してくれる会社は、すでに通院している社員がいることが多い
  4. 病院と会社の距離:朝一で受診して出社するなら、通勤の途中に病院があると負担が少ない

会社を選ぶときのほかの基準は、障害者雇用の転職で失敗しない会社の選び方にまとめています。働く時間そのものに不安がある方は、週30時間とフルタイム、どちらが働きやすい?も参考にしてください。

よくある質問

Q. 通院の頻度は、面接で伝えたほうがいい?

伝えたほうがよいと思います。頻度が分かれば、会社側も働き方を調整しやすくなります。入社後に通院のことを言い出しにくくなるのを防ぐ意味もあります。

Q. 通院で有給が足りなくなったら、どうすればいい?

まずは、時間単位の有給や通院休暇など、会社に使える制度がないか人事に確認してみましょう。制度がなくても、出社時刻を少しずらすなど、相談すれば対応してもらえることがあります。

Q. 通院の日は、会社に毎回伝える必要がある?

フレックスタイム制で出社時刻を調整する場合でも、チームに予定を共有しておくと仕事を進めやすくなります。会社のルールによって違うので、入社時に確認しておくと安心です。

Q. 入社してから通院のことを伝えてもいい?

伝えて大丈夫です。合理的配慮は入社後にも相談できます。上司や人事に、頻度と希望する対応を具体的に伝えてみてください。職場で長く働くコツは、就労移行支援を卒業後も活かす!職場定着のコツで紹介しています。

まとめ

  • 通院の時間は、有給、時間単位の有給、フレックスタイム制、通院休暇などでつくれる
  • 月1回の通院を半休でまかなうと、年間で有給6日分になる
  • フレックスタイム制なら、朝一で受診してから出社でき、有給を使わずに済む
  • 通院の配慮は、頻度とお願いしたい対応を具体的に面接で伝える

通院は、体調を保ちながら長く働き続けるために欠かせないものです。転職を考えている方は、仕事内容や給料だけでなく、「通院しやすい働き方ができるか」も会社選びの基準に入れてみてください。

出典:厚生労働省「合理的配慮指針(概要)」

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