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【実体験】障害者雇用の書類選考が通らない理由|70社以上に応募してわかった、通りやすい求人と応募の軸

障害者雇用の書類選考が通らない理由と対策 就活・転職
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この記事でわかること
  • 70社以上に応募した、私の書類選考の通過数
  • 書類選考で落ちやすかった求人と、通りやすかった求人の違い
  • 途中で応募の軸を変えて、通過率が上がった理由
  • 書類選考が通らないときに見直したいポイント

「障害者雇用の求人に応募しても、書類選考がまったく通らない」「自分の何がいけないのか分からない」と悩んでいる方へ。

私は精神障害があり、障害者雇用で働いています。就職活動と転職活動で、合わせて70社以上の求人に応募しました。その中で、書類選考が1社も通らなかった時期も経験しています。この記事では、実際の応募数と通過数をもとに、落ちやすかった求人と通りやすかった求人の違い、通過率を上げるために変えたことをお伝えします。

先に結論
  • 未経験の職種は落ちやすい:経理職に絞って応募していた時期は、書類選考がほとんど通らなかった
  • 経験のある職種とオープンポジションは通りやすい:総務事務の経験を活かせる求人は、書類選考を通過しやすかった
  • 応募の軸を広げると通過が増える:経理だけに絞らず、スキルを磨けそうな事務職全般に広げたことで結果が変わった

私の応募数と書類選考の通過数

この章のポイント

応募の方法によって、書類選考の通過率には大きな差がありました。

応募の方法 結果
求人サイト・ハローワークに自分で応募(初めての就職活動) 1社も通過せず
atGPのキャリアプランナー紹介(転職活動) 12社に応募して、すべて不採用
dodaチャレンジの紹介(転職活動) 約20社に応募して、4社が通過
atGPに自分で応募(転職活動) 約60社に応募して、4社が通過

atGPの自己応募とキャリアプランナー紹介の流れは、atGPを使ってみた本音レビューで詳しく紹介しています。

初めての就職活動では、自分で応募した求人は書類選考を1社も通過しませんでした。最終的に内定をもらえたのは、通っていた就労移行支援の事業所が紹介してくれた企業です。この経験は就職に強い就労移行支援の選び方で紹介しています。

転職活動でも、通過率は高くても20%ほどでした。障害者雇用の書類選考は、エージェントを使っても自分で応募しても、決して簡単ではないというのが実感です。

書類選考で落ちやすかった求人

この章のポイント

落ちやすかったのは、経験のない「経理職」の求人でした。

転職活動を始めたとき、私は経理職に絞って応募していました。簿記3級を取り、総務事務の仕事でも稟議や費用の処理に関わっていたので、経理に挑戦したいと考えていたからです。

しかし、経理職の求人は書類選考がほとんど通りませんでした。dodaチャレンジの担当者からも、「未経験OKの経理職は厳しいことが予想される」と正直に言われました。

振り返ると、落ちやすかった理由は次のように考えています。

  • 実務経験を求める求人が多い:「未経験OK」と書かれていても、経験者の応募があればそちらが優先されやすい
  • 資格だけではアピールが弱い:簿記3級は持っていても、経理としての実務がないと即戦力とは見てもらいにくい
  • 応募要件を満たさない求人が多い:エージェント経由では、要件を満たさず紹介してもらえない求人も多くあった

書類選考を通過しやすかった求人

この章のポイント

通りやすかったのは、これまでの経験を活かせる求人と、職種を限定しないオープンポジションでした。

  • 経験のある総務事務の求人:通信機器やPCの管理、ヘルプデスク寄りの業務など、実務で取り組んだことを具体的に書けた
  • オープンポジションの求人:職種を決めずに募集している求人は、経歴全体を見て判断してもらえた

実際、今の会社に入るきっかけになったのも、経歴を見た企業側から情シスの仕事を打診されたことでした。経理を目指していた私が、未経験でインフラエンジニアになるまでの流れは総務事務から未経験でインフラエンジニアへで紹介しています。

職種を絞りすぎず、自分の経験を評価してくれる求人にも目を向けることで、思ってもいなかった道が開けることがあります。

途中で変えた応募の軸

この章のポイント

「経理だけ」から「スキルを磨けそうな事務職全般」に広げて、書類選考を通過する企業が増えました。

最初の応募の軸

未経験の経理職だけに絞って応募していた。書類選考がほとんど通らなかった。

見直した応募の軸

経理職に加えて、大手インフラ企業の事務職全般にも応募した。事務職の中でも、スキルを磨けそうな求人を選んだ。

ただし、事務職なら何でもよいと考えたわけではありません。庶務や一般事務寄りの求人ではなく、今の仕事と同じかそれ以上のレベルの業務を任せてもらえる会社を選びました。

応募の軸を広げても、キャリアの方向は下げない。この考え方で選ぶと、職務経歴書に書ける経験と求人の内容がかみ合いやすくなり、書類選考も通りやすくなったと感じています。会社を選ぶときの基準は、障害者雇用の転職で失敗しない会社の選び方にまとめています。

書類選考が通らないときの見直しポイント

この章のポイント

書類を直す前に、まず「どんな求人に応募しているか」を見直してみましょう。

  1. 未経験の職種ばかりに応募していないか:経験のある職種や、経験を活かせる求人も混ぜる
  2. 応募の軸が1つだけになっていないか:「本命の職種」と「広げてもいい職種」の2つを用意しておく
  3. オープンポジションの求人を見落としていないか:職種を限定しない求人は、経歴全体で判断してもらえる
  4. 職務経歴書に、実務で取り組んだことを具体的に書けているか:担当した業務、工夫したこと、成果を数字で書く
  5. 応募の方法を1つに絞っていないか:自分での応募、エージェント、就労移行支援の紹介を組み合わせる

職務経歴書の書き方は、書類選考を通過した実物を障害者雇用の職務経歴書テンプレートで公開しています。求人サイトやエージェントの使い分けは、障害者雇用に強い求人サイト3社の比較を参考にしてください。

よくある質問

Q. 書類選考の結果は、どのくらいで届く?

私の場合、dodaチャレンジ経由では1週間前後かそれ以上かかりました。推薦が始まってから約1か月半の間に、結果が少しずつ届きました。

Q. 不採用の理由は教えてもらえる?

基本的には教えてもらえませんでした。エージェント経由の場合、「ほかの応募者が先にいたため」など、簡単な理由を伝えてもらえることがありました。

Q. 未経験の職種には応募しないほうがいい?

応募してはいけないわけではありません。ただ、未経験の職種だけに絞ると、書類選考が通りにくくなります。経験のある職種やオープンポジションとあわせて応募するのがおすすめです。

Q. ハローワークの求人は通りにくい?

私は初めての就職活動で、ハローワークの求人に自分で応募しても通過しませんでした。ただ、空白期間が長かった時期の結果なので、求人の質だけが原因とは言い切れません。ハローワークの使い方はハローワークで障害者雇用の求人に応募する方法で紹介しています。

まとめ

  • 70社以上に応募して、書類選考の通過率は高くても20%ほどだった
  • 未経験の経理職は落ちやすく、経験のある総務事務やオープンポジションは通りやすかった
  • 応募の軸を「スキルを磨けそうな事務職全般」に広げたことで、通過する企業が増えた
  • 軸を広げても、今の仕事以上のレベルの業務を任せてもらえる会社を選ぶ

書類選考が続けて通らないと、自分を否定されたように感じてしまいます。でも、多くの場合は「応募している求人」と「自分の経験」がかみ合っていないだけです。応募先の選び方を少し変えるだけで、結果が変わることもあります。焦らず、軸を見直してみてください。

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