障害者雇用の面接でよく聞かれる質問と答え方【第6回:逆質問編】

就職活動

面接の最後にほぼ必ず聞かれるのが、次の質問です。

「最後に何か質問はありますか?」

この“逆質問”は、応募者がどれだけ会社や仕事に関心を持っているかを測る大切なポイントです。
準備せずに「特にありません」と答えてしまうと、印象が弱くなってしまうこともあります。

今回は、逆質問の目的や答え方のコツ、好印象につながる質問例を紹介します。


逆質問の目的とは?

企業がこの質問をする理由は主に次の3つです:

  • 会社や仕事内容への理解度・関心度を確認したい
  • 働くうえでの不安や疑問を事前に解消しておきたい
  • 仕事への姿勢・意欲を知りたい

つまり、「逆質問=最後のアピールチャンス」なのです。


逆質問でやってはいけないNG例

まず、よくある失敗パターンを避けましょう。

❌「特にありません」
→ 意欲が伝わらず、印象が薄くなってしまう

❌「給料はどのくらいですか?」「残業は絶対ありませんか?」
→ 条件だけを重視している印象になる

❌「御社の業務内容は何ですか?」
→ 調べていない・興味が薄いと思われる可能性あり


好印象を与える逆質問のポイント

✅ 自分の働き方・キャリアに関係する質問にする
✅ 企業への関心が伝わる内容にする
✅ 一歩踏み込んだ質問で「一緒に働く姿勢」を示す


好印象につながる逆質問の例【目的別】

▶︎ 働き方・職場環境を知りたい場合

  • 「実際に同じ業務をされている方の1日のスケジュールを教えていただけますか?」
  • 「入社後、最初の数ヶ月で特に大切にしてほしいポイントは何でしょうか?」

▶︎ キャリア・成長意欲を示す場合

  • 「経験を積む中で、どのような業務にステップアップしていくことができますか?」
  • 「今後、どのようなスキルを身につけておくと役立つでしょうか?」

▶︎ 配慮やサポート体制を確認したい場合

  • 「障害のある社員の方は、どのようなサポートを受けながら働かれていますか?」
  • 「体調面での相談は、どのようなタイミングで行えばよいでしょうか?」

逆質問で印象を高めるコツ

  • 最低でも1つは質問を準備しておく
  • 面接で聞いた内容を踏まえて「気になったこと」を質問するのも◎
  • 「一緒に働く姿勢」を見せる意識を持つ

まとめ

第6回「逆質問編」では、

  • 逆質問は“最後のアピールチャンス”と捉える
  • NGな質問は避け、前向きな姿勢が伝わる質問を用意する
  • 「働くイメージ」「成長意欲」「配慮確認」の3軸で考えると効果的

しっかりと逆質問を準備しておくことで、「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえる可能性が大きく高まります。


🎯 シリーズを通してのまとめ

ここまで6回にわたって、障害者雇用の面接でよく聞かれる質問と答え方を紹介してきました。

このシリーズを活用して、「自分の言葉」で自信を持って面接に臨める準備を進めていきましょう。

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