「面接、また落ちた…」
何社受けても通らないと、自分を否定されたような気持ちになりますよね。
実は私も、最初の就職活動では10社以上落ちました。
でも、ある時から原因を分析し、少しずつ改善していくことで、ようやく内定をもらえました。
この記事では、「障害者雇用の面接で落ちてしまう主な理由」と、その対策についてまとめました。
同じように悩んでいる方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。
よくある不採用の理由と対策
① 配慮事項が曖昧、または多すぎる
面接官にとって「どこまで配慮が必要か」は重要な判断材料です。
以下のような伝え方は、実はNG例です。
- 「体調が悪くなったら休みます」
- 「ストレスを感じやすいので、配慮してください」
これでは不安を感じさせてしまう可能性があります。
✅ 改善ポイント:
- 「〇〇なときに体調が崩れることがありますが、□□のように対応することでコントロールしています」
- 「音に敏感ですが、耳栓とノイズキャンセリングイヤホンで対応できます」
② 職歴・ブランクの説明が曖昧
面接官が気にするのは「継続して働けるかどうか」です。
たとえば、
- 「前職を辞めた理由が分かりづらい」
- 「ブランクの間に何をしていたか説明がない」
などがあると、マイナス印象に繋がりやすいです。
✅ 改善ポイント:
- 「当時は体調が不安定でしたが、現在は週5勤務可能で、月1の通院以外は問題ありません」
- 「ブランク中は就労移行支援でパソコンスキルを習得しました」
③ 志望動機が弱い、どこでも通用する内容
ありがちな例:
「事務職がしたいから志望しました」
→ これは他の企業でも通じてしまう内容です。企業側は「なぜうちを選んだのか」を知りたいと思っています。
✅ 改善ポイント:
- 「御社がチームで協力し合いながら働く雰囲気を大切にしている点に共感し、応募しました」
- 「○○のような業務経験があり、それを活かせる環境だと感じました」
④ よくある質問の準備が足りない
障害者雇用の面接では、以下の質問がよく聞かれます。
- 障害の内容と工夫していること
- 長所・短所
- ストレスを感じた時の対処法
- 配慮してほしい点
✅ 対策:
- 支援者と模擬面接を行い、答えをブラッシュアップする
- 一度文章に書き起こして、客観的にチェックする
⑤ 印象面(表情・声のトーン・視線など)
「スキルや経歴は十分なのに…」という人でも、第一印象の部分で損をしていることがあります。
- 声が小さすぎる
- 表情がこわばっている
- 面接中に下を向いてばかり
✅ 対策:
- 表情練習、姿勢・声の出し方の練習をしておく
- 鏡や動画で自分の面接練習をチェックするのも効果的
内定をもらった人が実践している3つの工夫
① 模擬面接を何度も受ける
- 支援機関やエージェントを使って、第三者のフィードバックをもらいましょう。
② 応募企業の研究をしている
- 「会社ホームページ」「求人票」「社員の声」などから、会社が大切にしている価値観を読み取ります。
③ 障害の説明+対処法をセットで伝えている
- 「〇〇の特性がありますが、△△という工夫で安定して働けています」
面接に落ち続けると、自信も失いかけるけど…
私は面接に10社以上落ちたとき、
「自分なんか、働ける場所なんてないんじゃないか」と思っていました。
でも、ある時支援員さんに言われたんです。
「落ちた会社は、あなたに合ってなかっただけ。受からなかったことが“悪いこと”とは限らないよ」
それから少しずつ、自分の強みや体調の安定方法を整理していって、
ようやく自分に合った職場に出会えました。
まとめ
- 面接に落ちる理由には、いくつかのパターンがあります
- 自分を責めるより、「改善できる部分」に目を向けましょう
- 一歩ずつ、前に進んでいけば、あなたに合った職場にきっと出会えます
💬 コメント歓迎
- 「私も落ち続けています…」
- 「こんな質問されました!」
など、体験や悩みもぜひシェアしてください。一緒に考えましょう。
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