はじめに:MOS資格は就職に役立つの?
「MOSって取った方がいいの?」「意味あるの?」
そんな声を障害者雇用を目指す方からよく聞きます。
MOS(Microsoft Office Specialist)は、WordやExcel、PowerPointのスキルを証明できる資格です。
結論から言えば、実務で役立つ場面は多く、特に事務職ではアピール材料になります。
今回は、私が実際にMOS資格を活かした3つのポイントを紹介しながら、「本当に意味があるのか?」を深掘りしていきます。
ポイント①:Excelでの資料作成がスムーズにできた
障害者雇用で多いのが、「データ入力」や「報告書作成」のようなPC作業。
私はExcelのMOSを取得していたおかげで、
- VLOOKUPやIF関数を使った表の自動化
- データの並べ替えやフィルター処理
- グラフの自動生成
などがスムーズにでき、上司からの信頼にもつながりました。
✅ 現場でのリアルな声
「一緒に働く中で、〇〇さんのExcelスキルは安心感があります」
と評価してもらえたこともあります。
ポイント②:業務の引き継ぎマニュアルが作れた
Wordのスキルは、「マニュアル作成」や「報告書作成」で大活躍。
MOSの学習で「見出し」「図の挿入」「スタイルの使い方」などを習得した結果、
わかりやすいマニュアルを短時間で作れるようになりました。
✅ 実体験
退職する先輩の業務を引き継ぐ際に、自分でマニュアルを作成。
「この資料があって本当に助かった」と後輩に言われました。
ポイント③:書類選考で話のきっかけになった
MOS資格は履歴書にも書けるため、「事務職に向けた準備をしています」とアピールできます。
面接で「どんなことができるのか?」と聞かれる場面で、
- 「関数やピボットテーブルが使えます」
- 「マニュアルを作成した経験があります」
と具体的に話せるのは、MOSでの学びがあったからこそ。
まとめ:MOSは「使える資格」。ただし、過信はNG!
✅ 役立つ点 | ⚠️ 注意点 |
---|---|
実務に直結するスキル | 資格だけでは採用されない |
書類や面接のアピールになる | 実務で使えるレベルかが重要 |
自己肯定感が上がる | 更新制度はない(古いバージョンに注意) |
▶ 結論:
MOSは意味あります。特に「事務職に就きたい方」「PCが苦手な方」にはおすすめです。
でも、資格取得だけで満足せず、実務で「使える力」に変えていくことが大切です。
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