【体験談】引きこもりから障害者雇用正社員になるまで|就労移行支援で人生が変わった話

スキル・資格

こんにちは、しょうです。
私は2022年6月に都内の事務職で就職し、2023年9月に正社員登用され、現在も安定して働いています。今は一人暮らしをしながら、ITヘルプデスク業務も任されるまでになりました。

しかし、ここに至るまでの道のりは決して平坦ではありません。
初めて症状を発症した2019年には、社会復帰できるとは思ってもいませんでした。
今回は、私がどのように障害を受容し、就職・正社員登用までたどり着いたのかをお話しします。


1. 発症のきっかけと絶望の日々

2019年、父が自殺し、大学を中退したことで大きなストレスを抱えました。
その影響で精神疾患を発症し、精神科に入院。

退院後もしばらくは「自分が障害を負った」という事実を受け入れられませんでした。
母から「社会性を失ってはいけない」と言われ、実家近くのコンビニでアルバイトを始めました。

1年間は順調に働けたものの、知人の誘いで都内の飲食店に就職した際、夜遅くまでの体力仕事で疲労が溜まり、再び症状が悪化。再入院を余儀なくされました。


2. 就労移行支援との出会い

「このままではいけない」と感じていた頃、インターネットで就労移行支援という福祉サービスを知りました。

就労移行支援では、

  • 規則正しい生活習慣の確立
  • 体調管理の方法
  • パソコンスキル(エクセル、ワード)
  • ビジネスマナー

などを学びました。特に私はエクセルが全くできなかったのですが、教材学習を通じてMOSエクセルスペシャリストに合格。

私が利用したサービスはこちら
障害別専門支援の就労移行支援サービス【atGPジョブトレ】

しょう
しょう

3. 就職活動と初めての内定

通所から約1年後、就職活動をスタート。
ハローワークや求人サイトatGPを利用し、書類を送り続けました。

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アットジーピー【atGP】

就労移行のスタッフから紹介された企業で実習を行い、そのままアルバイト雇用で採用が決まりました。
しかし、服薬を怠ったことで1ヶ月後に再発。退職することになりました。


4. 障害受容と再挑戦

再発を経験し、「服薬をしないと症状が出る」という事実を受け入れました。
退院後は再び就労移行に通所。以前の職場から再度声をかけてもらい、正直に過去の経緯を話した上で再入社しました。

このときは時短勤務(1日4時間)からスタート。体調を崩さず、徐々に勤務時間を延ばし、1年後にはフルタイム勤務が可能になりました。


5. 正社員登用と現在

他社から正社員内定をもらったことをきっかけに、上司から「うちで正社員にならないか」と声をかけられ、転職せず現職で正社員に。

正社員登用から2年、業務幅も広がり、ITヘルプデスクも担当するまでになりました。服薬と生活習慣を守ることで、大きく体調を崩すことなく働けています。


6. 私が回復できた2つの理由

私が社会復帰できた大きな要因は次の2つです。

  1. 就労移行支援で基礎を固めたこと
  2. 障害を受け入れ、服薬を続けたこと

もし、あのとき就労移行支援を利用していなかったら、今の私はありません。

私が利用した就労移行支援はこちらから探せます


まとめ

障害者雇用で安定して働くことは、簡単ではありません。
しかし、自分の状態を受け入れ、適切な支援を活用すれば、安定した生活は十分可能です。

同じように悩んでいる方へ、私の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。

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